22 ジェノバ風ソースの基礎食材の効能
〜カシューナッツ〜
ジェノベーゼに含まれているカシューナッツについて説明します。
悪玉コレステロールを減らすオレイン酸が含まれていて
ビタミンB１
ビタミンK
鉄分
亜鉛
マグネシウムが 含まれてます。
ビタミンB1は
ブドウ糖をエネルギー変えるために働くビタミンです。
これが不足するとブドウ糖をエネルギーに変えにくくなるので
食欲不振や疲労などを感じやすくなります。
脳や神経系へ糖分を送る重要な働きをしているので
とても重要なビタミンです。
ビタミンB1は 水溶性ビタミンなので過剰に摂取しても
尿などで対外に排出されます。
ビタミンKは、血液凝固に関する働きがあります。
丈夫な骨づくりには不可欠でカルシムと取ると効果が発揮します。
鉄分は
血液中の赤血球内のヘモグロビンの材料となるミネラルです。
亜鉛は
味覚を正常に保ち、抗酸化作用があり 体内のビタミンAの代謝を促しています。
マグネシウムは
エネルギーの産生機構に深くかかわっています。
血管を拡張して血圧を下げたり、カルシウムと拮抗して
筋収縮を制御しています。
〜オリーブオイル〜
オリーブオイルについて
オレイン酸が 主成分のため
オメガ9系の油といわれます。
このオメガ9系の油は酸化しにくい油といわれています。
体内でも作ることはできますが、
それだけでは不足することもあるため
食事による摂取が推奨されています。
また、主成分はオメガ9系の脂肪酸ですが、
身体の中では生成できない、
必須脂肪酸であるオメガ3系や6系のリノール酸や
リノレン酸も含まれています。
また オリーブオイルには
フェノール化合物やビタミンE
クロロフィル 植物ステロール類というのが含まれています。
フェノール化合物は
抗酸化作用があると言われているポリフェノールです。
オレオカンタールやオレウロペインといった、
オリーブオイル独自の成分も含まれています。
オリーブオイルの苦味・辛味はこれに由来します。
ビタミンEはトコフェロールとも呼ばれ
美容成分としてもよく利用される、抗酸化作用のある成分です。
クロロフィルは
オリーブオイル独特の緑色を構成する成分です。
抗酸化作用があります。
植物ステロール類は
β-シトステロールなどの植物性のステロール類です。
コレステロールの吸収を阻害する作用があるとされ、
特定保健用食品の有効成分としても利用されています。
〜パルメザンチーズ〜
・たんぱく質
チーズには、良質のたんぱく質が含まれています。
また、体内では生成できない必須アミノ酸も豊富に含まれており、消化吸収されやすい形になっています。
・脂肪
チーズに含まれる脂肪は、揮発性脂肪酸や中鎖脂肪酸も含まれており消化過程で分解されやすく、
速やかにエネルギーに変わるため、太りにくいといわれています。
・ミネラル(カルシウム)
チーズのカルシウムは、吸収率もよく、ビタミンＤと一緒に摂取すると、さらに吸収率がアップします。
・ビタミン
ビタミンＡは、皮膚や粘膜を守り、視力の維持や免疫力を高めます。
ビタミンＢ2は、体内の脂肪を分解し燃焼させ、身体の成長や疲労の回復に役立ちます。