11 睡眠で痩せることが出来るメカニズム

Diet ja Japanese

睡眠で痩せるというのは 夢みたいな話です。
しかし、健康な睡眠はダイエットの効果をうながします。
ある条件が重なれば、睡眠でも痩せることが出来ます。

ダイエットの一番の障害は
自ら摂食中枢を刺激したり、
第三者から摂食中枢を刺激されたりすることです。

起きている間は、いつ何時あなたが
お腹が空く状態になるのか 分からないのです。

特にダイエット中、
美味しそうな食べ物を見てしまうと

とにかく お腹が空き
我慢すればストレスすら感じます。

食欲とは
脳の中の摂食中枢が刺激され
そして「食べたい」という欲求が強まります。

その欲求が大きくなればなるほど
最終的に食べないと満足できなくなります。

そして、一口食べればついつい
沢山食べてしまう危険性すらあります。

  

あなたの周りには
とにかく食欲が出る情報に溢れています。

テレビや雑誌などは
一年中グルメ特集をしています。

何故、メディアがそういう情報を発信するのか。
それは、大多数の人が食欲を持っているからです。

食欲が出る情報さえ発信すれば、
大多数の人がハマってしまうからです。

あなただけでなく
みんなそれを見て おなかが空くようになっているのです。

CMのカレーやラーメンは、プロのカメラマンや演出家などが
その商品を買ってもらおうと 全力で美味しそうに見せています。

なので、ダイエットをしているあなたが
起きている間は常に
食欲の誘惑と隣り合わせになります。

また、外出をすれば
様々な美味しそうな匂いに溢れています。

それらの誘惑に負けないためには

朝昼晩の三食をしっかりとり
あとは、質の良い睡眠をとるということです。

睡眠中は 副交感神経が働きます。
副交感神経は、体内の各臓器を出来る限り休ませます。
そして、体内に貯まっている疲労物質「乳酸」を取り除く働きをしています。

脳 小腸 肝臓 など
起きている時(交感神経が働いている時)
フルに働いている各臓器の仕事を
少し楽な仕事に切り替えるのが
副交感神経の役割となります。

それが、睡眠です。

ただ
暴飲暴食や過度のアルコール摂取など
寝る直前に行うと
正常な副交感神経の役割を果たせず
各臓器はしっかり休むことが出来なくなります。

副交感神経の役割も半減してしまいます。

夕食を食べてから寝るまでの間に3時間空ける必要があります。
それは、食べ物を十分に消化させるために必要な時間です。
十分消化させてから寝ることで、
正常に副交感神経が働き 
各臓器を休ませ、疲労を取ることが出来るのです。

十分な休憩を取った臓器は
翌朝あなたが目覚めて交感神経が働くときに
しっかり仕事(消化など)をしてくれます。

これは ダイエットだけでなく
普段 本番に弱い人が
強くなるためのヒントとも言えます。

徹夜で詰め込む勉強や
夜食を必要とするような勉強は
効率が悪いです。

臓器を休ませ
十分睡眠を取る方が
なにより疲労が取れます。

そして翌日、体全体の機能が回復しているため
あなたの最大パフォーマンスを発揮しやすい状態を作ることが出来ます。

イメージしてみて下さい。

当たり前の話ですが、
あなたも休みなしに働けば
疲れも溜まるし
辛いですよね。

あなたの内臓も同じです。

あなたの胃や小腸、肝臓などは
あなたが生まれてからずっと
様々な食べ物を処理してきました。

そして、歳を取るにつれ
大量の食べ物や飲み物の処理が
徐々に辛くなってきます。

それは、しっかり休みを与えなかった結果ではないでしょうか。

処理が遅れれば肥満になったり、
病気になるのも当たり前だと思いませんか。

なので、
適度な食事をとり、寝る前の飲食を控えれば
睡眠により、あなたの内臓に休暇を与えることが出来ます。

内臓の疲れが取れれば、適正な処理が出来るようになります。
そして、あなたのダイエットの味方になってくれると思います。

ダイエットには
良質な睡眠は欠かせません。

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