07 満腹中枢を早く刺激し続けるメカニズム
ダイエットを成功させるには、
一度に高カロリーの食べ物を多くとらないことが必要です。
そのためには、食事をしている時
早めにお腹が満腹感を得ることがポイントです。
それは、満腹中枢を刺激する ということになります。
1日に3回は、普通に食事を取るのが自然です。
そうすることで 前回の摂食中枢を刺激するような
ストレスを抑えることにもなります。
![](https://sie2020a.xyz/wp-content/uploads/2020/11/11-02朝昼晩にお腹が空く-1-1024x576.png)
朝昼晩に食べるときの食事量の内容で
早めに 満腹中枢を刺激しやすくすれば
一度の食事が少量で済みます。
満腹中枢は
小腸の中にあります。
その小腸を油で満たすことで
満腹感が増していきます。
![](https://sie2020a.xyz/wp-content/uploads/2020/11/12-02小腸を油で満たす-1024x576.png)
油だけ飲むという行為は、難しいです。
なので、たんぱく質、 食物繊維などと一緒に食べるという行為で、小腸へ油を送ります。
しかし、肉や野菜などの固形物は、
歯で噛み砕いた後、胃で更に細かく消化されるので、
小腸に到達するまでには時間が、かかってしまいます。
![](https://sie2020a.xyz/wp-content/uploads/2020/11/12-04固形物は遅い-1024x576.png)
その工程を省き、食べ物を小腸に早く届けるには
胃を通過しやすくするように、食べ物をあらかじめ細かくする必要があります。
![](https://sie2020a.xyz/wp-content/uploads/2020/11/12-05細かいと早い-1024x576.png)
小腸内で油が消化・分解されている間は
満腹中枢を刺激してくれます。
そうすることで早めに満腹になり、
しかもお腹が空きにくい状態が持続されます。
小腸内で油が消化・分解されたときに
出てきた物質が 糖分の場合
エネルギーまたは脂肪の素として肝臓が取り込みます。
しかし食物繊維やたんぱく質の場合
エネルギーまたは脂肪の素となる
グリコーゲンにはならないので
脂肪にはならないのです。
食物繊維は小腸に残り、
たんぱく質は肝臓で分解され、様々なたんぱく質に再合成されます。
![](https://sie2020a.xyz/wp-content/uploads/2020/11/12-08b食物繊維とタンパク質は太らない-1024x576.png)
早めに太らない物質を、油と共に小腸に送り込むことで、
早く満腹感を得られ、しかもその満腹感を持続できることが可能になります。
これが、満腹中枢を刺激し続けるメカニズム、
ダイエットでリバウンドしにくい大切なポイントとなります。
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