05 空腹を我慢するとリバウンドしてしまうメカニズム

Diet ja Japanese

空腹を我慢すればするほど
リバウンドをする確率が高くなります。

それでは、なぜ

食事を我慢すると 太りやすくなるのか
について説明します。

食欲は
本来、一時的欲求です。
生理的欲求とも呼ばれています。

この欲求は、生命を維持するには必要な欲求です。

人間は生まれながらに
食欲を満たそうとします。

それは、赤ちゃんの行動をみれば 分かると思います。

お腹が空くとストレスを感じ
ひたすら満腹になるまでミルクを飲み
満腹になると落ち着いて寝る

これを 赤ちゃんの時から
繰り返し行っています。

ミルクを飲まなければ 体力も抵抗力もつかないので、
これが当たり前の行動なのです。

本能的に「満腹になれば気持ちが落ち着く」と
赤ちゃんの時から 脳に刷り込まれて来たのです。

この行動パターンを解析すると
食欲の行動原理が わかると思います。

お腹が空くと、ストレスを感じます。
この時間が長ければ長いほど
どんどんストレスが溜まっていきます。

赤ちゃんの場合は泣くという行動になります。

あなたがダイエットなどで食事を我慢していると
どんどんストレスが溜まり
脳が、今まで食べた美味しい食べ物を
想像したりします。

また、我慢をすることで、
セロトニンというホルモンが不足し、
イライラしたり怒りやすくなったりします。

赤ちゃんがお腹が空いている状態で母乳を飲む時、
満足するまでがっつくように飲んでいることがあります。
この状態は、アドレナリンが出ている状態です。

あなたも 食事を我慢している状態で食事をした時に、
思わず食欲が止まらなくなり、
満足するまでがっつくように食べてしまうことがあると思います。
この状態も、アドレナリンが出ている状態です。

赤ちゃんはミルクを飲んで満腹になります。
お腹がミルクで たっぷり満たされると
満腹中枢が刺激され ドーパミンという
幸せを感じるホルモンが脳へ分泌されます。

あなたの場合は、美味しい物を食べて
満足した状態になったときと同じです。

ストレスが発生し、一旦アドレナリンが出てしまうと
ドーパミンが出るような行動をしてしまうのは、
赤ちゃんの頃から繰り返し行われているからです。

ストレスは、もちろん空腹の時以外にも発生します。
そして、そのストレスを解消するために
単純にお腹を満たしてドーパミンを出す
という行動をしてしまうこともよくあります。

ストレスを解消する、一番簡単な方法は
お腹を満たしてドーパミンを出すこと。
これは、あなたも本能的に知っているはずです。

あなたは、ストレス アドレナリン ドーパミンと
それを繰り返し経験してきたのです。
なので、ストレスを多く感じれば感じるほど
同じ量 あるいは それ以上の
ドーパミンを求めようと
本能的に動いてしまうのです。

これが リバウンドしてしまう原因なのです。
無理な食事制限はストレスが溜まり、
リバウンドをしやすいのです。

ちなみに、ストレスを解消する、ドーパミンを出す方法は、
食事以外にもあります。

例えば、文化的な趣味や、スポーツ的な趣味など。
食事以外のストレス解消法を持つことが重要です。

しかし、中には身を滅ぼしてしまう趣味もあります。
賭け事や、飲酒、犯罪など
このような趣味は持たないようにしましょう。

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